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2022/01/26|BLOG

大工をしながら考えるシリーズ 長持ちについて

 

 

こんにちは(^^)

甲賀市 信楽で新築・注文住宅をさせていただいております。

家づくり専門店 モリノスタイル 森工務店 森昌智です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

今日はモリノイエで大切にしていることをお話したいと思います。

 

 

 

私たちが家づくりで1番大切に考えていることは

 

「安心」「安全」「健康」「長持ち」

 

でこの部分はお家の性能になるので暮らしてみないと

 

分からないと感じる方が多いと思います。

 

 

その中で今日は「長持ち」についてです。

 

 

リフォーム工事に入らせていただくと傷んでいる箇所は

 

水回りで特に浴室とその周りにある洗面、脱衣、トイレは

 

 

 

 

土台が腐って木材の芯だけ残っていたり

 

白蟻被害があったり湿気がひどくだいたいのケースで

 

 

 

工事に入る際は土台、柱の補修プラス断熱のやり替えが必要になります。

 

 

水回りの躯体はタイルの目地が割れてそこから水が入って柱や土台を腐らせ、

 

断熱材も湿気を帯びてカビだらけになっています。

 

また、北側の外壁を見ると青くカビが生えているお家もよく見かけます。

 

外壁面にカビが発生している時は壁の中が結露していることが多く、

 

それ以外にも断熱性能を落とすだけでなくカビが発生し健康面でも

 

 

 

不安になる要素が多い劣化だと思います。

 

 

そして気密がとれていなくて計画換気ができていない場合は

 

室内干しから内部結露を起こしカビが生えることもあるので

 

建物全体の性能を上げることは生涯コストを考える上で

 

光熱費だけでなくリフォーム代金を抑え、

 

最終的には生涯コストを抑えることにつながります。

 

 

今の新築では浴室に関してはユニットバスが一般的なので

 

リフォームの際はユニットバスの入れ替えで済むことが多いですが

 

壁の中の結露は今も多く発生していると思います。

 

 

その中で壁の中で結露を起こさせないことが重要です。

 

新しい間は断熱材もその数値の断熱性能を持っていますが、

 

水分を含んだまま年数が経つと性能も落ちていきます。

 

そしてカビが生えて健康被害につながることも考えられます。

 

 

内部結露が起こらず、お家を長持ちさせることができれば柱、

 

土台などの躯体を補修することなく、断熱材も入れ替えることなく

 

表面上のリフォームで済みます。

 

 

特にリフォーム代金が大きく変わり、安く

 

また快適な生活ができるので長持ちする

 

家づくりは必要な条件だと思います。

 

 

家づくりがゴールではなく、そこから暮らしが始まり

 

何十年とお家を維持していくことになりますので

 

私たちは長持ちするお家にもこだわっています。

 

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。